・20代30代よりも年収は増えても手元にお金が残らない。 ・老後2000万円問題が不安。 ・思考停止で毎月支払っている固定費を何とかしたい。
年収が増えても、税金や社会保険の増加に伴い可処分所得が増えない、むしろ減ってしまう現状になっています。
固定費を継続的に削減することで手元に残るお金は増え、老後の資金に回していくことが賢明です。
結論
何気に契約している、払っている固定費を見直すことで手元に残る金額が変わってきます。
これまで取り組んで効果を実感できた節約術
格安SIM
以前はキャリアの携帯会社をずっと使ってきました。
スマホの割賦払い等を含めると毎月1万〜2万円。家族で3万円ぐらいがザラでした。
今は定期的に見直しますが、IIJmioを使っています。
大半の人は月に3ギガ〜5ギガ使えれば充分なので、月に990円(税込)で使用可。
【通信費】削減できた金額
キャリア携帯で毎月1万円と仮定すると、
毎月10,000円−990円=9,010円
年間9,010円✕12ヶ月✕2人分(配偶者)=216,240円
スマホは割賦ではなく、格安のスマホなどを一括で購入する。
高額な年会費のかかるクレジットカードの断捨離
30代はステータスをクレジットカードに求め、高額な年会費のかかるクレジットカードをたくさん保有していました。
【年会費】
・アメリカンエキスプレスのゴールドカード 31,900円
・JCBゴールド 11,000円
・三井住友VISAゴールド 11,000円(割引あり)
・ANAVISAゴールド 14,400円(割引あり)
・ダイナーズクラブ 24,200円
合計: 年会費95,200円
現在は、年会費がかかるカードは楽天プレミアムカード11,000円と三井住友ゴールド(NL)のみとなりました。
・楽天プレミアムカード11,000円
日常の決済、楽天市場での買い物(主にふるさと納税)で利用。
・三井住友ゴールドカード(NL)5,500円(条件達成で次年度年会費無料)
光熱費やスマホ代など毎月の決まった支払いをこのカードでしています。
年間100万円以上の利用で次年度以降年会費が永年無料になります。
【年会費】の削減効果
95,200円ー11,000円ー(5,500円)=81,500円(年会費はかかっていないが76,000円)
自家用車をやめる
地方で生活していると自動車はあると便利ですが、工夫をすると持っていなくても十分生活はできます。
公共機関(電車、バス)、タクシー、レンタカーを利用して生活をするほうがランニングコストも少なくて済みます。
ガソリン代、毎年の自動車税、車検、自動車保険などの費用を計算すると概算で年間30万円〜50万円の費用がかかってきます。
この部分の費用がかからなくなってきたので、
年間30〜50万円の削減効果が出てきます。
ペットボトルからマイボトルへ
毎日、コンビニや会社の自販機でペットボトルの飲みものを購入していましたが、家からマイボトルを持参することで
一日150円✕20日=3,000円
年間3,000円✕12ヶ月=36,000円の削減効果
外食を減らす(毎週→月1へ)
外食も毎週6,000円✕4回=24,000円
年間24,000✕12ヶ月=288,000円(これまで)
現在、月に一回6,000円
年間6,000円✕12ヶ月=72,000円
288,000円ー72,000円=216,000円の削減効果
体への負担も減り、支出も減る。
弁当持参(ダイエット効果もあり)
外食やペットボトルと同じように持参することでかなりの支出が抑えられます。
一日500円✕20日=10,000円
10,000円✕12ヶ月=120,000円の削減効果
持参するお弁当の費用はかかりますが、ここでは考慮せずに夜ご飯の残りをもってくるので費用はかからないと考えます。
意味のない飲み会(広がらない人脈)
会社の飲み会も人脈を深めるためには必要なことを考えていました。
コロナになり、飲み会もなくなり今でも会社の方との飲み会はほぼ開催することはありません。
結局飲み会があろうが、無かろうが会社での交流は勤務時間内で完結するものであり、上司や部下のご機嫌を取るような飲み会は全く不要であることがわかりました。
5,000円✕2回(月)✕12ヶ月(年間)=120,000円
今では全ての飲み会を月に1回ぐらいに抑えているので、
5,000円✕1回✕12ヶ月=60,000円
120,000円ー60,000円=60,000円の削減効果。
読書後で読み返さない本をメルカリで売却
紙の本は年間50冊程度は読むため、本代も節約の対象としました。
平均単価が1,500円として
1,500円✕50冊=75,000円。
Kindle Unlimitedは契約、月980円✕12ヶ月=11,760円。
紙で購入した本は9割は読了したら、メルカリで売却します。
70%ぐらいで売却できるので、75,000円✕70%=52,500円の削減効果。
年間の固定費の削減効果
特にしんどいとかキツイとか感じることもなく、節約をすることができる項目です。
年間1,082,000円の支出を抑えることができています。
収入を100万円以上増やすことは会社員としてはとても難しいことですが、支出を抑えることで同等以上の効果をもたらすことができました。
削減の効果が大きい理由
もっとも大きな削減効果をもたらしたのは、自動車の所有です。
自動車がなくなることで、移動には制限や別の方法を取らなければなりませんが、年間30〜50万円の削減項目は効果として非常に大きいです。
大きな買い物を考えている方は車、家などはかなり慎重に考えて購入に踏み切ることをおすすめします。
まとめ
もっと早く固定費の削減を行っていればと後悔することもあります。
早めに取り組むことで今後の効果は一層大きくなってきます。
何気に使っているお金も少しの節約大きな効果が年間を通じて出てきます。
そして、チリツモで年数が経てば経つほど効果はもっともっと大きくなっていきます。
年間100万円の削減を20年間継続するだけで、2,000万円は確保できてしまいます。
そのお金を投資信託で複利で回していけば、うまくするともっと大きなお金を確保することができます。
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