サラリーマン生活20年以上もやってきて、仕事が面白くない、やりがいがないと感じるのは
私だけでしょうか?
おそらく、多くの40代以上の会社員の方は日曜日には、サザエさん症候群になり金曜日には
休日を楽しみにするようになる方が多いのではないかと思います。
毎日、ただ職場にいっている感が強い。
決まった仕事をして、やりがいや充実感、目的なんかは感じられない。
すでにリーグ優勝の決まったゲームで最下位の試合をやっているような気分。
金融業界の方は毎日楽しくない仕事や作業のための作業を行っていると思います。
そういった仕事が好きな方もいますが、一般的には面白くない仕事が金融業界、とくに今から銀行には入社しようと考えている若モノはやめた方がいい。
結論
今の日本の企業、特に古くからある企業や公務員の仕事はこれからどんどん面白くなくて、やりがいもない仕事になってくると思います。
理由は、すでの完成された仕事の上に、近い将来AIやシステムなどに置き換えられると容易に予想できるから、目的意識もなく、やりがいもなくただ消化試合のように日々作業を繰り返すだけだと思います。
現状を打破するためには、好きなことややりたいことを中心において、
・起業(スタートアップ)
制約などのない状態にして仕事を楽しむ。
・転職
新しい職場でスキル、人間関係をリセットする。
・副業
転職と起業のハイブリット。
可能であれば、まずは初めてみることで活路を切り開いていく。
やるべきことが仕事にはない
リモートワークで浮き彫りになったしなくてもいい仕事(作業)
コロナ禍の中、逆のようなニュースが流れました。
会社に行く理由はハンコを押しに行くため、とネットで騒がれていました。
40歳以上になると大半の方が管理職になって、決裁などの業務が中心になると思います。
逆のようにことが現実味を帯びてくるのかと。
おそらく、大半の仕事はリモートでできるだろうし、その場所でないとできない仕事は限られてくると
「働いていないオジサン」だけが問題なわけでない
職場で働かないオジサン問題やいつの間にかウロウロしていなくなる中高年のことがネットで騒がれたときがありました。
この問題は日本に仕事のあり方が決裁のシステムをしている以上、管理職以降はとても暇になってきます。
なぜなら、管理職の仕事は部下の管理と作業に対する決裁が中心であるため。
若い世代は仕事をしているのか?
若い世代が中高年が仕事をしていないと目くじらを立てても同じように10数年後には同じ立場もしくはもっと仕事はない状況に追い込まれます。
誤解を招くことを恐れずにいうと、
若い世代の方は仕事の習熟度が低く、効率が悪い可能性があるため時間がかかり、忙しく感じる。
中高年はある程度業務の習熟度が高いため、効率よく仕事を行い、慣れからくる飽きも感じています。
実は「意味のない仕事」ではないのか?
既存の仕事はすでに事務の取り扱いや業務フローは完成されている可能性が高いため、
改善の余地がないと思います。
あと、AIなどにより自動化され、人の手を介することなく進めていくことが可能です。
にもかかわらず、改善の名の下に重箱のスミを突くようなことをする人はいます。
人はなぜ無駄な作業や仕事を増やすのか?
よく職場で意味もなく、改善提案や創造性のない会議を開催する組織がいまだにありますが、
もう末期的な組織です。
小さな改善で生産性を上げてもAIやシステムで作業を行えば、ほぼミスもなくコストも抑えられて業務を行うことができます。
その改善策や無駄な会議を行うのは、することがないので会議でもして、改善でもして時間を潰そうと考えているとしか思えないです。
そのことで、自分の存在感や役割が明らかにできて、組織内でのポジションをとることができるようになるために行っているだけです。
週15時間で労働はいい?
一日の労働が3時間程度で十分。
1930年に経済学者のジョン・メイナード・ケインズは
「孫の世代の経済的可能性」という講演の中である予言をした。
「百年後、一日に3時間働けば十分に生きていける社会がやってくるだろう」。
おそらく、8時間以上働いている方からすれば、「何を言っているの。」と。
エッセンシャルワークは一定時間どうしても必要だが、一般的な事務の業務はおそらく不要になってくると思います。
しなくてもいいどうでも良い仕事が増えてくる構造を生み出す。
フルタイムにこだわる日本企業
8時間労働で慣れているために、しなくても良い仕事を無理やり作らないと暇で仕方がないのでどうでもよい事務作業や生産性のない会議が増えてきたのだと思います。
日本の古くからある会社の組織形態は
一般社員→係長→課長代理→課長→部長補佐→部長→役員(経営陣)などの階層化しているため、くだらない仕事でも作業をさせておかないとサボるか、健全な経営ができなくなってしまいます。
管理職は組織を無理やり維持するためにも、重箱のスミをほじくり返す仕事をさせて暇つぶしさせて、時間をつぶさせていると思います。
若い世代は目的もなく、作業をさせられていますので目的もなく充実感もない仕事になっていると言えます。
二極化する働き手
現在、働き方は二極化してくる可能性が高いです。
まず、これまで通りのサラリーマンとしてどうでも良い仕事を組織内の存在意義のために作り続ける生産性のないことをし続ける人たち。
もう一方では、副業や起業を目指す人が増えるだろうと思います。
現状維持
定年までの時間を逆算し、適当に時間をつぶす選択をする会社員はいます。
その選択肢も正解です。なぜなら、部長や課長などの一定の地位を得た40歳以上の管理職であれば、給与面でも、待遇面でも恵まれている人は多いと思います。
その方々、わざわざ変化を求める必要もないと言えます。
ただし、40歳以上で会社でも昇進昇格の可能性の低い方は現状維持は機会損失を招く可能性があるかもしれません。
本当はもっと評価される職場や仕事があるにも関わらず、現状維持を選択することで成長や進化は止まると思います。
転職
40歳をすぎるとある程度職業の選択肢は狭められると思うが、窮屈な仕事よりもやりがいを感じる業界や仕事に転職するほうが、精神衛生上も良いと思います。
また、いざ独立、起業しようとするときにも異業種や他の業界での経験は有利に働くと思いますので、一箇所の会社でいるよりははるかに有効打です。
私自身、転職は2回しています。
転職したいと思うときは必ず今の職場の人間関係に限界を感じている、問題が生じているいるのいずれかがです。もし、純粋にスキルアップしたい、キャリアを積みたいと考えている方もいると思いますが、代替の人は人間関係に疲れた、ノルマが厳しいのいずれかなので、嫌なときは転職サイトに素早く登録して転職をおすすめします。
鬱になる前に今の職場から脱出して、新しい職場でスキルと経験等を得るほうが有意義です。
起業
起業する人は
今の会社では制約があり、自由な仕事ができない。
自分のしたいことができないから起業して人生にやりがいやもっと成功したいと考える人が増えてくると思います。
スタートアップに対して、これから日本をあげて応援してくれますので、これから起業されるかたは一昔前よりも事業がはじめやすい環境にあります。
また、資金調達の方法も多様化しており、事業が失敗したとき、不発のときでも以前にくらべるとペナルティは小さくなってきています。
副業
いきなり起業するのは少しリスクが高いと考える人が多いのではないかと思います。
そのため、まず副業をして実績を積んで起業をする人のパターンが多いのではないでしょうか。
今は自身が考えるビジネスモデルや個で稼ぐ機会が圧倒に多いため、参入障壁は低くなってきています。
副業からはじめて、自由とやりがいを手にする起業への道が黄金ルートが一般的になるのではないでしょうか。
まとめ
中高年はなにかと仕事をしないと批判され、肩身の狭い思いをしている。
仕事自体、すでに0→1の仕事は少ないと思っています。
40代は経験も豊富、知識もありエース級の方が多いです。
ただ、年齢的にも上からは煙たがれ、下の世代からは仕事をしないおじさんのレッテルをはられ、精神的にもしんどい世代です。
いずれ20,30代に方にもわかると思います。
私自身が考えていたことと同じことが多くのテレビで放映されたことで、中年おじさんの求心力が低下しました。
定年まで今の生活が続くのは結構きつい仕事だと考えていますが、今のうちにキャリアを積んである程度の年齢になったときに起業して行くほうが現実的ではないかと思っています。
その一つして、起業、転職、副業が中高年でも行っていくことになってくると思います。
コメント