職場で自分では一生懸命に仕事をしているけど、なぜか上司からは評価されずお荷物扱いをされ、扱いづらい人材となっている人。
年下の同僚からはなぜだか舐められている人。
私の職場にもいて、40代以降のこの悲しい状況が続いています。
状況分析と原因について考察してみて、その人の特徴や考え方を参考に自分自身が職場でそのような境遇にならないように気をつけるための参考にしたいと思います。
評価されず、舐められる人の特徴
日常観察を通じて、大きく能力が欠落しているとか、スキルが不十分であるということは除いておきます。むしろその人の考え方や性格・性質の部分を客観的に見た時の特徴です。
職場で評価されない、後輩から舐められるには必ず理由がある。他責では成長しない、原因は自分にあるためその理由を冷静に把握して改善していく必要があります。自分の現状を把握して改善しない場合には将来は暗い。#評価されない #舐められる人
— ごろう (@GoLau0722) May 28, 2023
時代やトレンドとズレている
トレンドや時事問題等の関心が薄く、時代の流れを掴んでいないところがあり、日常の会話でコミュニケーションがうまく通じない、流れを感じ取れていないところがあります。
読書をしない
上記と共通しますが、圧倒的に読書量が少ないようです。
年間に読む本は10冊未満、読解力も弱い。
言われたことしかできない
仕事をしていて、上司から言われたことしかできない(しない)ため、成長しません。
作業の要領も悪いため、時間をかけて仕事をして生活物の出来も良くありません。
時には、言われたことに対して自分の考えを入れてきますが、ポイントがズレているために修正の指示をされます。
年下に偉そうにする
若い時から少し自分のことを勘違いする傾向がありました。
びっくりするのは第三者の目線では、やや劣っていると見えても本人からすると「自分は優秀」と勘違いする傾向があるため、よく偉そうにしていました。
今になると当時の年下の社員も中堅どころになり、モノ申すようになると悲しいことに反論できなくなります。そして、当時から大したことがないことが露呈します。
自己顕示欲は高い
自分が外部から評価されていない、舐められていることに気がついていないため、まだ優秀であると勘違いして仕事の中で、的外れな意見や発言を繰り返します。
仕事はできなくても、職場での存在感は誇示したいので人は無駄に努力しますが、決して認められない悲しい人になっていいます。
会話下手
コミュニケーション力はありません。
日常の会話でもうまく会話に入ることもできず、入ってきてもズレたコメントのこともあり、場がしらけてきます。
新入職員や若い世代主に20代ぐらいであれば、まだ拙いコミュニケーション力でも許されますが、40代で一定水準のコミュニケーションが取れない場合は人間関係を築くことは難しい。
上司に媚びを売る
自分より立場の強い人間に対しては媚びを売ることが多い。
年下や立場の弱い人には偉そうにするが、上司や立場の強い人には極端に低姿勢になることが多い。
周りはよく見ていて、人によって態度を変える人には冷たい対応になってきます。
ネガティブ思考・行動
性格はネガティブ。
周りにも悪い影響を与えるため、自分の周辺には置いておきたくない人材です。
何かをしようとするときも失敗することから考えてるため、前に進みにくい。
おそらく、人生の中での成功体験があまりないため前向きに取り組めないこともネガティブな思考や行動の原因かもしれません。
評価されず、舐められる人の現状
長年自分のことを過大評価してきたせいか、現状の境遇についても理解していない。
自分のことを評価していないのは上司の考えがおかしい、年下が自分のことを邪険に扱うのは若手の反抗期だとか。メタ認知せずに、他責しています。
現状を理解しないのには理由があると思います。
一つは本当に自分のことが理解できていない。もう一つは現状を受け入れると辛すぎるため目を背けている。
現状から目を背けているだけであれば、自分を理解しているので救いはありますが、おそらく前者の本当に自分のことを理科できていないからと理解しています。
現状
ある程度までは年功序列で昇格しましたが、今後の登用等については難しいだろうを考えています。
現場での課題解決能力や問題意識がないため、指示待ち人間の典型例。
自発的に行動する機会が過去にも何度もありましたが、見事に何もできていません。
40代になっての現状であれば、将来はぶら下がり人員の一人となるでしょう。
職場に与える影響
このタイプに人材は最近増えてきているのかもしれません。
配置する部署がないと予想されます。
能力的な成長や企画能力がないため、上級職への登用も難しく、専門的なクリエイティブな仕事もできません。そうなってくると年下の社員がやっている仕事をさせるとなるとますます昇進昇格は難しく、社内のポジションもなく、よくて現状維持までとなります。
そうなると、職場では人余りの状態となり、円滑な人事異動の弊害になる可能性が出てきます。
そして、若い世代からは舐められているので職場の雰囲気も悪化するようになるでしょう。
悲しい人の処世術
上司からは評価されず、若い世代からは舐められた人は昇進も昇格もしにくく、職場内での居場所も希薄になり、近い将来仕事が与えられないようになります。
完全に窓際族になります。
こういったタイプの会社員としての処世術は以下のようなものが考えられます。
社畜化する
職場においてはお荷物であるため、言われたことを淡々として無駄に主張せずに生きていく。
可能性は低いが、チャンスを与えられるまで虎視眈々とスキルの知識を研ぎ続ける。
若干理不尽なことを言われるかもしれないが、我慢して作業をし続けていく。
転職する
思い切って転職した方が本人のためかもしれません。
ただ、現状の置かれている立場や境遇について理解していないこともあり、気づく時には転職できない可能性が高い。
起業する
一番可能性が高いのは起業です。
評価もされず、職場から疎まれているのに残る必要はなく、自分の力で稼ぐことが最適解だとは思いますが、会社員の時の能力やスキル、感度からすると失敗する可能性も高いでしょう。
悲しい会社員の処世術は、、、
このような会社員の処世術としては、うまく生きていくためには社畜化して、自分の置かれている境遇や立ち位置について深く考えずに、会社から言われたこと、上司の指示に従って働いていくしか選択肢はないと考えていいます。
職場の評価されてない、舐められる人はどこの会社でもいると思います。
一定数は社会や会社に存在していますが、決して排除しようとかと考えているわけではありません。
自分自身がそのような立場にならないように、自分自身への戒めも込めて今回の記事を作成して、幾つになっても勉強をして、前向き、そして謙虚に行動しないと組織や集団の中での存在を許してもらえなくなることになる例でした。
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