承認欲求の奴隷になることで自分も他人も不幸になる!
どの会社組織にも一人や二人いる困った社員。
でも困った社員もその度合いによっては耐えることもできるし、また対処することもできる。
しかし、色んな偶然が重なり組織の中で承認欲求が高い社員が幅を利かせるとどうなってくるかの実録である。
嘘のような本当の話なのでもし同じような境遇にある経営者の方、上司の方は同じ苦しみを共有しながら対処策を考えていきましょう。
状況
承認欲求が高い社員が巻き起こすトラブルとは何か?
まず、人からの評価に敏感な社員が複数いる職場です。
理由はなぜかと利かれるとその社員の精神構造もしくは生まれ持った特性としか言いようがないのですが、強い承認欲求、もしくは衝動とも言える言動と行動を取ります。
とにかく生産性や効率性などは度外視して、今ある仕事のやり方を変えることが仕事だと思っているようです。
頻繁に仕事のやり方、今まででやってきた業務フローを変更して仕事した気分になっています。そのため、周りの社員たちからの反感や反対も受けていますが、個人攻撃や同系統の少しパーソナルに問題のある社員が結託して、反対する社員に対しての個人攻撃の援助をしています。
職場の雰囲気
すでに最悪な状況です。
まず、お互いを批判し合う環境になっています。お互いの足を引っ張り合い、新しい生産的な仕事や取り組み対しては消極的に言動や行動をとり、問題行動や承認欲求が非常に高い人たちが行うことにのみ正義があると信じて、敵対する人に対して攻撃してきます。
そんな環境ですので、対人関係はギクシャクしています。
対立する上司には陰で反抗的な態度をとり、陰湿な嫌がらせが横行しています。
その組織の経営者や一部の上司はその承認欲求の高い社員の肩を持つそぶりを見せて、社員間の対立を招くような行動をとっています。
その行動の背景にあるのは、経営者自身が承認欲求が高く、自己評価の高い人物であるためです。
自己評価の高い人物像
一つの結論ですが、自己評価が高い人物はバカもしくは知能指数が低いを言われています。
理由は自分自身をしっかりと評価したり、認知する能力が欠落しているからと言われています。
一定の能力が足りないため、自己評価が異常に高く、承認欲求も高いと組織の中では自己PRの渦もしくは沼のような組織に運営になり、何のための仕事や業務をやっているのかわからない会社になることがあります。
仕事のための作業、そして自己の評価を自分でして賛辞している中年のおっさんが社内で叫んでいる光景を日々見ているとカオスな感じです。
変だと思う組織には変な社員が、、、
社内でザワザワする、違和感を感じる時、その直感は大切にしたほうが良いでしょう。
なぜなら、その直感を大切できない人で自分が悪いのではないか、と思うと鬱やメンタルケアの必要な状況に追い込まれる人も出てきます。
現に私の組織では承認欲求が高い社員の周りにいる同僚や上司には精神的な影響が大きく出てきているケースが散見されました。
少し異常だな、やっぱり異常だったな、と思う人物がいる場合は早めの対処が必要です。
対処方法とは
世間では少し変わった人でも一種の個性として認め合っていきましょうと考えられています。
その通りだと思います。ただ、大きな会社や専門の対応ができる人材を抱えている組織であれば、少々変わった社員がいても対応、対処できます。
少人数の中小企業では、変わった人間がいると組織はめちゃめちゃになります。
ですから、対応策は隔離させるもしくはそれができない場合は耐えられない人は転職するしかないでしょう。
変わった人の一番ヤバイケース
承認欲求が高すぎる社員や自己主張が高い社員はここではどういったケースかというと、いわゆるサイコパス気質な人です。
共感性が欠落して
利己的な行動をとる など
組織の中にいると絶対関わってはいけない社員です。
最近では一定の割合でサイコパスが出没するので、よく観察するうちの会社にもいるよって話を聞くと思います。
社員間の連携も大切
異常な社員がいると対立構造が生まれやすくなります。
お互いの陰口を言い合うようになり、不信感が高まっている環境下なのでお互いのこと信じられなくなっていきます。
そんな時こそ、むしろ組織の中では有事と言えるでしょう。
一致団結しておくことが大切です。
変な言動や行動でお互いの関係に亀裂が生じやすい環境になっていますので、コミュニケーションをしっかりとって、問題行動をとっている社員の行動をお互い共有して対策を練る必要があります。
問題行動をとる社員
サイコパス気質のある社員は一見するとコミュニケーション能力が高く、社交性もある人物に見えます。
しかし、表面的には魅力的に見えても言動が一貫していなかったり、自分の利益のためだけの行動を取るため、至る所に矛盾点が生じている傾向があります。
そして、自分の利益にために人を操作する傾向もあるため、普通の観察力しか持たない人であれば何だかリーダーシップのある人だな、でも何だか少し利用されているような気がする、、、、と思うようです。
処遇は、、、
組織としてそういった人材の利用価値があれば、積極的に利用して組織の活性化に利用すれば良いのですが、一定の期間をすぎるとサイコパス気質のある社員は人格にも問題があり、人間関係を大きく損なう行動を取ります。
間違っても、経営幹部や経営者にそのような人物を登用することだけはないようしないと組織の破綻につながリマス。
勢いのある振興企業やカリスマ経営者であれば、そのような経営者であっても人を魅了するのに必要な性質かもしれませんが、昔からある企業や公務員などの職場でサイコパス気質のある社員の採用、幹部クラスへの登用は絶対にやめておくべきです。
最後に
人間が生きていく中で悩むことは
お金
健康
人間関係
この3つが人生の悩みの大半と言われています。
人が疲弊するのは職場の人間関係がほぼ全てと言えます。
組織の中には常軌を逸した異常な人物が普通にいます。
それは当たり前なことなのかもしれません。
これまでは自己主張をあまりしてこなかった世代の社員が多かったのですが、ゆとり教育以降その能力以上に自己の存在意義を主張する風潮が高くなってきています。
何かあれば、〇〇ハラスメント、権利主張が強い世代が台頭してきました。
全否定ではありませんが、古い世代の人間としては理解に苦しみます。
その中でもサイコパス気質のある承認欲求が異常に高い人物が組織内にいる場合は要注意です。
本来であれば有事対応として組織が一丸となって対応するべき事案です。
働く人間の精神をやみ、健全な組織運営を損なう人材を抱えている状況なのですから。
組織を壊す人材とは組織で対策チームを非公式でも公式でも良いので早急に作って対応するべき事由ですので、甘く考えないようにしないと組織が壊れます。
私の組織は現在進行形で組織の崩壊が進んでいます。
内部で対策を考えつつ、立て直しを図っていきたいと思っています。
また、動きがあれば追って報告も兼ねてブログ記事を更新したいと思います。
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