AIや自動化によって、食えなくなる仕事や残っても収入が大きく減っていくと予想される仕事について、まとめていきたいです。
食えなくなる、収入が減るだけでは夢がないので副業やこれから必要とされる業種、仕事について述べてスキルシフト、転職、副業の参考にしてもらいたい。
一緒に考えてほしい方
・「40代以上の中間管理職で事務系の業務が中心の方」
・「ITや新しい技術をあまり覚えられない方」
・「これ以上給与が伸びそうにない方」
「個」で稼ぐことを目指す人々が増える中、個人でも収入を得ることができるスキルや副業、起業について、これからのブログ記事で詳しく解説していくことになります。
これからの時代、単一の企業に属するだけではなく、自己実現や収入アップのために個人としても働くことが求められるようになってきています。
そのため、スキルや能力を磨いて、自分自身が収入源を持つことが必要となってきました。
個人で稼ぐために必要なスキルや副業は多岐にわたり、
例えば、Webデザインやプログラミング、ライティング、翻訳、コンサルティング、講師、投資家などが挙げられます。
これらのスキルや副業を活かして、自分自身が自由に働き、自己実現や収入アップを目指すことができます。
また、起業も個人で稼ぐための一つの方法です。
インターネットの普及により、起業するためには、以前よりも低コストで、手軽に始めることができるようになってきています。
自分自身のアイデアやスキルを活かして、自分自身が自由にビジネスを展開することが可能となっています。
このように、個人でも収入を得ることができる方法は様々ですが、それぞれに必要なスキルや知識があります。
今後食えなくなる仕事の特徴
・デジタルデータでやりとりができるもの。
・特殊な要因や組み合わせが必要のない仕事。
・場所を特定され、一定の機械があればできるもの。
・人間性や人を大切にしない仕事。
・過去のデータの蓄積のみで解決できるもの。
・デジタルデータでやりとりができるもの。
デジタルデータでやりとりできる仕事をわざわざ人間がする必要はないので、置き換えが可能です。
例えば、銀行員が企業から決算書をペーパーでもらって、数値を入力するような仕事や単純な転記作業、申請業務などに関係する仕事は人間がする必要はありません。
確認作業を人の目を通じてしないと不安になるかもしれませんが、近い将来完全に機械がやってくれます。
・特殊な要因や組み合わせが必要のない仕事。
複数の要因や要素が必要なく、単純に処理できる仕事や業務。
淡々と続けていけば、〇〇日に完成、出来上がりに誤差が生じにくいものは置き換え可能でしょう。
・場所を特定され、一定の機械・装置があれば処理可能なもの。
備え付けの機械装置で単純な作業を淡々とこなすような仕事は今後食っていくことはできない。
例えば、自動運転が本格化した時の路線バスや電車の運転手、商品の仕分け作業。
多分、もうほとんど絶滅危惧の手続きですが、管理職や決裁を行うだけのマネージャー層の仕事は置き換え可能です。
コロナ禍の中、中間管理職や部長層の方が会社に決裁の判を押すために出勤しないといけないネタが流行りました。
今回は決裁判断のみの仕事も無くなると考えています。
理由は、イエスかノーだけの判断だけであれば別に特定の管理職が考えなくても、スピーディに意思決定できます。
・人間性や人を大切にしない仕事。
AIやロボティクスの導入が進んでくるとにんげんが必要ない論争が組織の中で必ず生じてきます。
単純な作業の組織では、人の作業がAIや機械に代替可能であれば、すぐに「人はいらいないね。」「機械がやった方が早いし、、、」と極論に走る傾向はあります。
そもそも、そんな会社の業務自体大したことがないですし、経営している方もどうしようもない人でしょう。
ただ、極論に走りやすい職場や業務の経営者を責めても解決しませんので、状況判断をしなければなりません。
「人間性や人を大切にしない仕事」は
すでに斜陽産業もしくは仕事を社会から必要とされていない可能性がある。
そのため、働いている人の意識も極めて低く、ネガティブな感情で他人、同僚を批判したり、足をひっぱたりする業務や仕事。
・過去のデータの蓄積のみで解決できるもの。
今の金融機関の融資判断は、決算書のデータを数年見て融資を行うかどうかを判断しています。
過去のデータが融資判断の意思決定の大半を占めるのであれば、人間の必要性は特に大きくありません。
「過去の決算内容だけではない。」と反論される方もいますが、
結局営業利益がマイナス、繰越欠損が出ているなどの理由から融資を行いません。
この判断が良い悪いではなく、意思決定の基準が過去のデータをもとに一定に基準やマニュアルに基づいているものも人間が行う必要はなくなってきます。
食えない仕事や収入が減る仕事
・会計事務所従事者
・教員
・金融機関の事務作業従事者
・士業で代書業を中心に行っている士業(コンサル業に軸足を置いていない。)
・小規模なアナログ広告代理店
・公務員以外の公的機関で事務作業、内勤の従事者
共通する特徴
すでにクラウドでサービスが提供されているものや個人の情報発信の方が効果的なもの。
小規模な会計事務所の従事者は、クラウド会計を使う個人事業者や中小企業が増えており、自分で入力して申告書まで作成されてしまいます。
会計事務所で社員を雇用してまでする仕事ではなくなってきています。AIや機械に置き換え可能な仕事です。
小規模な広告代理店などもSNSやブログ、YouTubeなどで情報発信を行う方の方が小規模な広告代理店よりも効果的な情報発信も可能になってきてます。
すぐにはなくならないでしょうが、淘汰されていくと予想できます。
公的機関の事務作業などは規制や法律の制約があるため、仕事を奪われることはないでしょう。
ただ、極めて非効率で非生産性の仕事であるため給与の上昇は望めないでしょう。
共通することは、すでに代替可能な仕組みやサービスが提供されているが導入するコストは高い、もしくは規制や制約があることで守られている点で残っているものであれば、将来性はないと言えます。
将来仕事で必要となるスキル
・コニュニケーション能力
・課題発見・問題解決能力
・プレゼンテーション能力
・マーケティング知識
・ビジネス戦略の理解や策定
・ソーシャルメディアマネジメント
・プロジェクト管理スキル
・ITスキル
・金融知識
以上は今後将来的に複数組み合わせて習得しておかなければ、AIや機械に置き換えられると予想されます。
単一の業務・仕事はまだAIや機械の方が優秀であり、協力する方が効率がよく、生産性も向上すると考えれます。
・コニュニケーション能力
「傾聴力」「話す力」「表情やジェスチャーを適切に使う」「質問力」「フィードバック」など。
人間が人間に対して行うスキルが向上すると必要とされる人になれます。
そのため、今の仕事の中でも日常から「コミュニケーション能力」を意識した仕事を行う必要があります。
・課題発見、問題解決能力
AIや機械は自動的に課題を発見したり、問題を解決してくれません。
まだ、何らかのデータを入力したり、テキストでAIに質問してヒントをもらうことが限界です。
AIが仕事の内容を観察して、
「この業務の〇〇に課題があるから、●●で解決しましょう。」
「この問題については、(AI)●さんと協議しておきますので、、、」とかの行動はおこせないです。
観察して疑問を持って、問題の解決に挑むように仕事をすれば付加価値が高まり、必要な仕事になるでしょう。
特に自治体で過疎地域に政策立案などに携わるような仕事は地域の課題を観察して見つけ、その課題・問題解決に向けて提案し、行動できる人は非常に市場価値が高まってくるでしょう。
・プレゼンテーション能力
自分のアイデアや情報を効果的に相手に伝えることができる能力のことです。
具体的には、聞き手の関心を引きつけ、理解を促し、説得力を持った伝え方をすることが求められます。
プレゼンテーション能力は、ビジネスシーンだけでなく、学校や社会人生活の中でも必要とされるスキルの一つです。
良いアイデアがあっても相手に興味を持ってもらい、理解させるだけの伝えて方ができないと価値はありません。伝えて、理解してもらい、協力や契約に持っていけるだけの能力、説得させる能力です。
・マーケティング知識
商品やサービスを提供する企業が、ターゲットとなる顧客層を明確にし、その顧客層のニーズや要望を把握し、それに合わせたマーケティング戦略を立て、商品やサービスを効果的に宣伝・販売するための知識です。
具体的には、市場調査や顧客分析、ブランディング、広告・宣伝戦略、販売促進活動などが含まれます。マーケティング知識は、企業経営において欠かせないスキルの一つであり、顧客との良好な関係構築やビジネスの成長に大きく関わっています。
会社員はマーケティングの知識は必須になってきます。
会社のサービスだけでなく、セルフブランディングの時にもマーケティングの知識を仕事に活かしていかなければなりません。
・ビジネス戦略の理解や策定
ビジネス戦略の策定は、企業が長期的な目標を達成するためにどのような手段を用いるかを決定することです。
具体的には、市場の状況分析、競合分析、顧客ニーズの把握、自社の強み・弱みの洗い出しなどを行い、その上で、製品・サービスの開発、販売戦略、価格設定、広告・宣伝戦略などを考慮し、企業の目標に向けた戦略を策定します。
また、策定した戦略を社員に共有し、浸透させることも重要です。ビジネス戦略の理解は、企業が長期的に成長し続けるために欠かせない能力です。
副業や個人で起業する場合にも、ビジネス戦略を理解・策定は必要になります。
戦略なき、事業活動は海図を持たずに航海するのと同じです。
必ず事業は失敗します。
ビジネス戦略を立てられる人材は組織の内外に関わらず、重要で希少な人物です。
・ソーシャルメディアマネジメント
SNSを活用して情報発信をして集客やブランド構築ができる能力です。
商品・サービスの認知度向上させ、購買につなげるためには発信力が必須になります。
SNSを日頃から活用して一定の影響力を持っておくことで希少性が増します。
「個」の活動が拡大している中で、影響力やSNSマネジメントのスキルを持っていないことはWeb上での営業活動ができない人になってしまいます。
・ITスキルや新しい技術知識
プログラミング言語やビッグデータ、データベースなどを構築したりする知識やスキルが今後ビジネスでは必要になってきます。
さらにAI /機械学習を活用した技術もさらに進化しますので、これらの技術を学んでおくことが必要です。
・金融知識
人生100年時代になると退職してからの平均余命までの期間が長くなっていきます。
資産運用は預貯金だけではなく、積極的に投資信託や株式、不動産などでのリスクをとって運用できる知識を持っておくことが必要です。
金融知識を持って、時間をかけて資産運用できるようにしておけば、ビジネススキルで稼いだ収入を効率よく運用することができます。
少なくとも、会社員ではNISAやiDeCoをうまく利用できるように金融知識を持っておくことです。
スキルアップして副業や起業
スキルを掛け合わせた仕事
・コンサルタント業
・Webデザイナー、グラフィックデザイナー
・コピーライター、ライティング業
・プログラマー、ソフトウェアエンジニア
・インフルエンサー、SNSマネジメント業
・ビジネスコーチ、キャリアコンサルタント
・フリーランス翻訳者、通訳者
・金融アドバイザー、投資家向けコンサルタント
・講師、トレーナー
・オンラインショップ経営、ECマネジメント業
本業の延長線上や周辺業務から
今やっている業務や仕事のスキルを活かせるのであれば、スキルアップして
例えば、
本業でスキル✖️マーケティング知識✖️金融知識✖️SNSマネジメント⇨副業や起業
本業で銀行事務をやっている人が、マーケティング知識を使って、さらに資産運用の知識をファイナンシャルプランナーで習得して、SNSで情報発信をして影響力を持てばアフィリエイトで副業もできるし、もう一つの本業として事業化も視野に入ってきます。
意外と見落としがちなのは、今やっている仕事も切り口を変える必要としている人が結構います。
会社の中では大きな成果や役に立ててなくても、会社以外では必要とされることも多々あります。
今後、AIや機械の進展により事務作業員が一層淘汰されるかもしれませんが、中小企業では一方で事務作業員が必要としているかもしれません。
スキルアップした能力と本業を掛け合わせて、提供できれば収入や希少性が増してきます。
異分野での活躍は厳しい
40代を過ぎてから、文系出身の方がエンジニアやゴリゴリのIT関係の仕事に転身は正直難しいです。
急な方向転換をしてもスキル習得までの時間はかかる上、若い他のライバルに差をつけて勝つことは難しい。
今所有しているスキルと習得するべきスキルの親和性が重要で、短所を埋めていくよりも長所を伸ばしていくことが最短にスキルアップできると考えられます。
『会計事務所従事者』であれば、会計や財務・税務の知識が豊富であるため、金融知識とIT知識を掛け合わせていくことで金融アドバイザー、会計コンサルとして活躍できます。
まとめ
今後、AIや機械によって事務作業やAIが得意な分野の仕事については代替されていくことが予想されます。
スキルアップせずにこのまま漫然と仕事をしていても、将来性はありません。
今は規制や法律のもとで守られている仕事も将来的にはどうなるかわかりませんし、給与が上昇するとは考えにくいです。
何も努力せずにいれば、淘汰されてしまいます。
副業や起業だけでなく、今の仕事を続けいくためにもスキルアップは必須です。
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